こんにちは、ミイトです。
今日は編んだもののご紹介です。
今回はIsabell Kraemer（イザベル・クレーマー）さんのJayceeというカーディガンを編みましたので、その感想をまとめてみたいと思います。
パターン：Jayceeはシンプルかつキュートなカーディガン
久しぶりにカーディガンを編みましたが、
とってもシンプルなパターンで、
迷うところなく編み進めることができました。
襟ぐりから編み始めるトップダウンで往復編みをしていきます。
すぐにヨークの模様編みが入るので楽しく編めます。
ここでジャーマンショートロウの技法が少し入ります。
そして、袖の部分の目を休めて（別糸にとっておいて）、
脇下から身頃を編み下げていきます。
ここは、メリヤス砂漠です～（涙）
辛いっちゃ辛いのですが、ここは考え方を変えて、
映画やドラマを観ながらでも編める、ラッキー！
と思って、この砂漠を乗り越えます。
裾は、ねじりゴム編みの頭に模様が入って、キュートなゴム編みになります。
そして別糸にとっておいた目から袖を編み出していって終了。
ボタンホールや前立ては、往復編みで編みながらそれぞれの端で作っていくので、後から拾って作っていくということもなく、簡単です。
とにかくシンプルで編みやすいパターンです。
そのうえ、ヨークと裾の模様が甘すぎず、でもとってもキュートなパターンなんです。
おまけに、裏目の使い方がこれまたニクイんですよ。
糸：Fingeringの糸で。Holstgarn Tidesは編みやすい糸でした
指定糸は、The Little Grey Sheep Hampshire 4plyというfingering（中細）の100％ウールの糸でした。
日本ではあまり取り扱いは多くないようですが、Duplexさんのサイトから購入できます。→サイトはこちら
今回私は、少しさらっとした感じにしたかったので、デンマークから直接買ったholstgarnのTidesという
70％ウール、30％シルクの糸で編みました。
これからの季節でも少し着たいなーと。
サイズはxsで＠314yrd×3ballとちょっと（半分も使わなかったです）、使いました。
この糸も、このデザインにとってもあっていたと思います。
編んでいるときはさらっとした感じなので、ツルツルすべるということもなく編みやすいですし、
水通しをするとふんわりしなやかな感じになるので、いい感じに仕上がりました。
光沢はあまりないかなぁ、とは思います。
もともと望んではいませんでしたが。
技法：特に難しいもの、ありません
パターンの話に戻りますが、先程もとてもシンプルなパターンだと言いました。
しつこいようですが、本当にシンプルです。
難しい技法はありません。
ちょっとだけ、引き返し編みがでてきます。
引き返し編み？えええっ？目がゆるんで苦手～
という方、ちょっとお待ちください。
引き返し編みは日本で一般的（？）なかけ目＋すべり目方式や、
ラップ＆ターンなどいくつかの方法はありますが、
ここではジャーマンショートロウという技法を使っています。
日本の一般的な引き返し編みしかご存じなくて、
でも、目がゆるみやすくてお悩みの方、ぜひ一度お試しください。
私はこの方法を何度か使って練習したら、
目のゆるみがなく、きれいに編めるようになりました。
慣れると動作も少なく簡単。
イザベルさんのパターンに掲載されているURLのYouTube動画もわかりやすいです（ただし英語）が、
日本語でも説明動画がたくさん出ていますのでみてみてください。
私のおすすめはMOORITさんのこちらの動画です。↓
Ravelryに日本語訳ないけど、慌てないで、大丈夫
そして、こちらのJaycee、Ravelryでは2020年5月現在、日本語訳のパターンは売っていません。
でも大丈夫、何度も言っていますがシンプルなパターンなので、
英語で英文パターンに挑戦！という方にはとってもおすすめです。
余計な説明がないので、
何が書いてあるのかわけがわからないような文章はありません。
でも、どうしても日本語で！
という方も安心してください。
ちゃんとアトリエニッツさんで、日本語訳パターンが売っています。
（そういう私も、英語しかないのかぁ、とRavelryで買ったあと、アトリエニッツさんで見つけたという・・・）
KALに参加すると、編みきりやすい⁈
そして、カーディガン、前と後ろの身頃があって、両袖もあって、それなりに時間が必要になります。
セーターでもそうですが、
「あと、両袖を編むだけなんだけどな～」
と途中まで頑張ったけど、その後頓挫してしまうこと、ありませんか？
そんな時には、条件があうKALがあったらぜひ参加してみてください。
離れた場所でも一緒に今編んでいる仲間がいると、
私も頑張っちゃおうかな、と思えますし
期間終了日が設定されているので、
そこまでに編むぞ！という気持ちにもなれます。
ちなみに私が今回参加したKALは、
Ravelry内にある、イザベルさん公認の日本人によるIsabell Kraemerグループで行っているStay Home KALです。
KALについてはまた別の機会にもう少しいろいろと書きたいと思っています。
次は何を編もうかなぁ・・・
ということで、今回、JayceeはKALにも参加したので、あまり他の編みかけのものなどへの浮気もせず、編みきることができました。
まだ家には編みかけのものがいくつかあるものの、
次は何を編もうかなぁ、とパターンを物色してしまう、悪い癖。
この季節になると夏物も編みたくなるし、目移りして困ります。
Stay Home KALは、実は2020年5月現在、終了期間が未定なので、まだ次のプロジェクトでも参加できるのですよね～。
またイザベルさんのショールかＴシャツか何かを編もうかな、
どうしようかな、などといろいろと考えています。
それもまた、楽し。
（↓秋冬となってますが、夏糸もたくさん出ていますよ）