靴下編みをはじめたいけど、編み図を理解するの、難しくてはじめられない、って人いませんか?
こんにちは、ミイトです。
編み物していると、セーターなどの大物を編んでいると、たまにちょこっと小物も並行して編んで、早く完成した達成感を味わいたいな~、と思うことありませんか?
また、モバイル編み用にも小物もバッグにいつも潜めておきたいな、と思い、私はこの冬、靴下をいくつか編んでいました。
でも私が生まれて初めて靴下を編み始めたのは、2~3年前だったでしょうか。
それまでも本屋で靴下の本をみたりしていたのですが、なかなか始められないでいました。
その理由に、
靴下の編み図を見ても、どういう構成で、どこをどう編んでいるのか、よくわからない
というのがありまして、なかなか一歩が踏み出せませんでした。
そこで、世の中に私のように、靴下編むの楽しそうだし、編んでみたいけど、編み図ってどうなっているのかわからない~と、始められない人がいるのではないか、と思い、今日はどうやって私が靴下編みを始められたかをお伝えしようかと思います。
私のSTEP1:靴下編みをはじめたいんだけど、、、と店員さんにアドバイスを求める。文章パターンとの出会い。
今から2~3年前に、「やっぱりどうしても靴下を編んでみたい!」と思い、
当時東京丸の内のKITTEにあったMOORITさんに行ったとき、思い切って、店員さんに声をかけてみたのがはじまりです。
「あの~、靴下編んでみたいんですけど、編み図とかよくわからないんで、編んだことないんです~。なにから編むのがいいかとか、おすすめありますか?」
と。すると、
「じゃあ、このスタンダードなソックスのパターンがありますから、これから始めるのがいいと思いますよ~」
とMOORITさんの<スタンダードリブソックス>パターンをすすめていただきました。
これは文章パターンで書いてあるので、読んだまま編み進めていくことができます。もちろんどこの部分です、的な図解も入っているので、とてもわかりやすかったです。
形は本当にシンプルなリブソックスで、はじめにこれを基本として理解しておくと、その後いろいろなバリエーションの靴下でも理解できるかな、と思える一つでした。
靴下の編み方は履き口から編んだり、つま先から編んだり、かかとの編み方にも何通りとあったり、本当にバリエーションが豊富ですからね。
とにかく、恥ずかしがらず、見栄も張らず、編んだことない、編み図が読めない、ということをしっかり伝えて、プロからおすすめを聞いたのがよかったと思います。
一人で悶々と編み図を前に悩んでいるよりも、人に聞いてみると意外な突破口(文章パターン)を教えてもらえるもんだ、と実感した出来事でした。
ということで、靴下の文章パターンと出会い、めでたく靴下デビューができ、なんとか一人で編み上げることができました。
私のSTEP2:もっときれいに靴下が編めるコツがあるのではないか、とワークショップに行ってみる。
そうやって靴下を編んでみたものの、かかとの編み方や、手加減など、やっぱりきれいに編めるコツってあるんじゃないか、と思い、東京浅草橋のkeitoさんのワークショップに行ってみました。
(過去のkeitoさんの記事はこちら)
確かその時の参加者は8人くらいだったでしょうか。少人数のワークショップだったので、先生も丁寧に回ってきてくださって、いろいろ質問したり、これで合ってますか?と確認できたりもしました。
その時、一番行ってよかった~と思ったのは、かかとを編んだ後の目の拾い方を確認できたこと。そこを拾うのか!!と。今まで拾う場所を間違っていたことに気づきました。
だって本には「(ここから)●目を拾う」としか書いてないですからね・・・。
編み図はkeitoさんのオリジナルの編み図を使ってのワークショップでしたが、編み図を見ても、靴下の構造がわかっているので、以前のようにひるむことなく、ふむふむ、その編み方でそこをそう編むのね、と理解することができました。
そして、ワークショップの参加は、他の人がどんな風に編んでいるかが見られることや、様々な編み物のお話ができることも魅力の一つ。
その時は確か、編み針の話になって、4本針派か輪針派か、木製派か金属派か、なんて話をした記憶があります。
編み針については、また別の機会にお伝えしたいと思います。
私のSTEP3:とにかく編んでみる。動画も利用。
それからは市販の本に載っている編み図をみてもひるむことなく編み進められるようになり、子供の靴下を中心に、いろいろ編んでみることができました。
子供の靴下は小さいので、すぐ編めるからおすすめです。
そして子供の、母の、私の・・・と編んできて今年はようやく夫の靴下を編むことができました。
夫の靴下を編んでみるか、と思ったのはamirisuさんの<初めての靴下>というキットを買ってみたことでした。
パターンと糸(この時のキットの糸はRetrosaria Rosa Pomar Mondim)と動画、そしてチェックシート付。
パターンもS、M、Lの3サイズ。足回りが19,20,22.5㎝で長さは調整可能となっているので、これなら夫サイズも編めるかな、とLサイズで編みはじめ、長さは夫の足のサイズにあわせて調整して編みました。
形は私が出会った靴下パターンの中でもっともシンプル(MOORITさんのスタンダードリブソックスよりも!)。
シンプルだからこそ、靴下編みの基本のコツが解説されているに違いない!と踏んで、購入してみました。
それがまた大正解!
「(ここの目は)どうしても緩みやすいので、ギューッ!と引っ張ります。」
「このはじっこを攻めすぎると意味がないので、このしっかりしたところを拾います」
というような、こちらの知りたかったポイントでの動画解説があるんです。そうそう、それが知りたかったんです。本ではなかなか伝わらないアドバイスが盛り込まれています。
最近ではYouTubeにも編み物の動画解説が増えてきて便利になっていますので、それを利用するのも良いと思いますが、これはポイントもしっかり押さえられていて、本当におすすめです。
まとめ:とにかくやってみよう
ということで、靴下編んでみたいけどな~と悩んでいるあなた。
ぜひ、はじめの一歩を踏み出して、靴下編みの楽しさを体験してみてください。
ポイントは
- 恥ずかしがらずに店員さんに声をかけてみる
- ワークショップに行ってみる
近くにそういった場所がない場合は、
- 文章パターンに挑戦してみる
- オンライン講座・動画解説をみてみる
靴下だけを編む人もいるらしい、奥深い靴下編み。私もまだまだ初心者ですが、これからいろいろな靴下に出会っていきたいと思っています。