編みともMさんに教えてもらったことのもう一つ大きな出会いは、「amirisu」でした。
それまで、編み物をしようと思ったら、何を編もうかと考えるのに本屋か図書館に行って、編み物の本を物色し、糸はユザワヤか近所の手芸屋さんで買う、という私の行動パターンを一変する存在となりました。
海外の毛糸ってこんなに素敵な色があるのね!
編みともMさんに「amirisuって知ってます?」とスマートフォンで見せてもらったのが「amirisu online」のサイト。
そこではじめに衝撃を受けたのは、英語で商品名が記載されている素敵な色の可愛い形(カセ)の糸たち。海外の糸を沢山取り扱っているオンラインショップでした。
沢山のきれいな色の絵具が箱に整然と並べられているのを見た時のようなドキドキ感。
私も素敵な絵が描けるんじゃないか、と勘違いさせられるのと似たようなワクワク感。
おおお、しかも糸の太さも色々あって選べるし、なんてったって、写真がいちいちオシャレ!!!
その素敵な海外の糸が、ネットでポチっと買えるなんて、スゴイ。
これをきっかけに、海外の糸を扱っているお店があることを知ってしまった私は、他にも海外の糸を取り扱うお店巡りをはじめてしまうわけです…。
編み物雑誌という説明では足りない
「amirisu magazine」
このamirisu、もともとは「amirisu magazine」という雑誌を出版しているということで、それも見せていただきました。はじまりは編み物に特化したオンラインマガジン。今は印刷版でも日本語版/英語版が出ていて、主に国内外のデザイナーさんがデザインしたパターンが掲載されているのですが、それ以外のコンテンツもこれまた、ものすごく充実した雑誌なのです。
有名デザイナーさんや糸メーカーさんへのインタビュー、私が大好きなロンドンやシドニー、メルボルンなどの海外の手芸店巡り、付け替え輪針の選び方、最近では可愛いテキスタイルを使ったスカート作りや編み物と一緒に楽しむスイーツやランチのcookingコーナーまでも。
書かれている文章や写真もすごく素敵で、amirisuのお二人(トクコさん、メリさん)の持つ世界観が伝わってくるし、読みごたえも充分あるその雑誌は、私も教えてもらった以降、毎号毎号発売も待ち遠しく、楽しみで仕方がありません。しかも、何度も遡って読むことができます。
もちろん雑誌に掲載されているパターンの指定糸で組んだキットもサイトで購入できて、なんと便利なことでしょう。雑誌発売直後には、直営店(WALNUT Kyoto/WALNUT Tokyo)で展示会も行われますので、実際に雑誌に掲載されているセーターを見て触って試着することができて、その場で糸を買って帰ることもできます(在庫があれば)。またお店のスタッフの方もとても親切で、編み物大好きで知識も豊富で、行くといろいろ相談にも乗ってもらえます。
レッスンやニットカフェなどイベントも充実
こんなことできたらいいのにな、こんな人の話が聞けるといいのにな、という私の胸の内が見えてる???と思うほど、とにかくamirisuのサイトを開くと楽しいコンテンツが満載です。
レッスンやワークショップも充実しています。
レッスンは初心者から上級者まで、また英文パターンのレッスンもあったり、編み物だけでなくラグフッキングや織り、グルーデコのレッスンなどもあってメニューも多彩。
とにかく人気ですぐsold outになってしまうし、日程が合わなかったりで、私はまだレッスンは受けることができていませんが、近いうちにぜひ受けてみたいと思っています。
オンライン講座もあって、これも今後もいろいろと増えていきそうです。
ワークショップやニットカフェもよく開催されています。
ワークショップは、なんと近々京都店では、風工房さんのフェアアイルのミトンのワークショップが開催されます。ぜひ東京でも開催された時には参加したい!!
ニットカフェもあって、東京店では木曜の11:00-13:00に開催されることが多く、1回500円でお茶付き。スタッフの方や参加された方と一緒に楽しくおしゃべりをしながら編み物ができます。東京店のテーブルを囲んでなので、定員5人くらいでしょうか。和めます。
時間も、子供が学校から帰ってくる前に帰宅できる昼間の時間帯にもあるのが、主婦には嬉しい。
また東京店は青山という土地柄か、海外からのお客様も多く、そこで編んでいると、いろいろな方が糸を買いに来られるのが見られるのも、なんだか楽しいです。男性のお客様も結構いるんですよ。
最近では拡大版ニットカフェも開かれていて、東京店近くのGLOCAL CAFEというお店で、美味しいランチをいただきながら、ゲストを呼んでのトークコーナーもあり、みんなで楽しく編み物をする、という企画もあります。
最近私が参加したのは、なんとゲストにあの、サイチカさんがいらした回で、それはもう素敵な回でした。(それはまた別の機会にお伝えしたいと思います)
何人くらいだったかなぁ、定員は30人くらいの規模だったでしょうか。
そして、なによりもそこに参加されている方々が、みんな編み物好きの方々なので、「何を編まれているのですか?」から始まって、編み物の話は尽きないし、見ているだけでも勉強になるし、刺激になります。
私は一人で参加したので初めはドキドキでしたが、本当に楽しい時間を過ごすことができてあっという間の2時間でした。
全然一人で参加しても大丈夫。ぜひ、まだの方は一度参加してみてください。おすすめです。
さぁ、編み物を持って、どんどん外に出かけよう!